2013年3月13日水曜日
分離型アンプの場合 ver.0.21
大型のベースアンプ、ギターアンプでは、スピーカー部とアンプ部に分かれています。
そのときふつうはスピーカーボックスの上にアンプ部(いわゆるヘッド)を置いて使います。
しかし、アンプは振動を受けることにより、音質が劣化します。
スピーカーの振動がアンプに伝わり電子部品を振動させそのことで音声電流が影響を受け、音が悪くなります。
もし出来ることなら、置く場所を変えて下さい。
スピーカーボックスの振動がじかにつたわらないように、となりに椅子かちいさいテーブルをもってきてその上に置くとか、床に置くとかなにか考えて下さい。
スピーカーボックスの上に置く場合には、なにか振動を遮断する対策が必要です。
振動を遮断する方法はいろいろありますが、ライブやツアーの際には簡便な手段しかとることはできません。
「ベースアンプ、ギターアンプの使いこなしのノウハウ その3」の板を敷く、あるいはゴム足を防振対策用のものに交換する、というのがきっと限度です。
ゴム足でおすすめできるのは、東京防音のノーソレックスゴムです。接着剤としてセメダインスーパーエックスを使えばかなり強力に接着できます。実用性はじゅうぶんあります。
ヘッドとスピーカーボックスのあいだをどんなケーブルでつなぐのかは重要な問題です。
たいていのひとは、ギターコードいわゆるシールドでつないでいるのではないでしょうか。
この部分もどんなケーブルをつかうのかで、音質はコロコロ変わります。
せめて、シールドではなく、スピーカーコードとして楽器店で市販しているものをつかってください。
シールドを使うと、音質がどうのこうのという以前に「発振」という現象を起こしてしまうことがあります。
そのときにはアンプが傷みます。
スピーカーコードの高音質のものをお望みの場合、ご相談ください。
ぼちぼちと開発をすすめており、まだ販売にまでは至っていません。
しかしじゅうぶんな音質には達していますので試用していただくことはできます。