2013年3月13日水曜日



 だれでも知っているごく基本的な知識   Ver.0.42
(基本的すぎて、 それくらいならもう知っている と言われそうですが、一応、書いておきます。)


電池のあるなし

 よく、乾電池がカラかどうか、テスターで調べる風景に出くわします。
 そして、電圧をみて「うん、あるある。」といっています。
 しかし、無負荷で、電圧をはかったところで、わかりません。
 電池の無くなりかけのときでも、あんがい高い電圧をしめします。
 電池になにかつないで、電流を流している状態で電圧を測らなければ意味はありません。
 市販されている乾電池残量チェッカーは、普通そうなっています。
 それから、乾電池ではなく、ニッカド電池、ニッケル水素電池の場合は、無くなる直前まで、電圧があまり変わらないので、無くなりかけか満タンかは判別不能です。

 つまり、乾電池については、乾電池残量チェッカーか、テスターの乾電池チェック機能つきのもので調べてください。
(ごく一部のアルカリ乾電池の場合はニッカド電池なみに、無くなる直前まで高い電圧を保っているという話があります。また、安価なアルカリ乾電池では、ふつうの乾電池並みの容量しか無いものもあります。)



電池によって、音は変わる

 乾電池を使う機器の場合、その乾電池のメーカー、型番によって出てくる音は違ってきます。
 エフェクターやエレクトリックのギター・ベースギター内蔵のプリアンプの電池は吟味してください。
 てじかに手に入るものを集めて、試聴して決めてください。
 ふつうの乾電池よりもアルカリ乾電池のほうがいいらしいというのは、だれでもそう思うことですが、おなじアルカリ乾電池でも、メーカーによってそれぞれの音があります。 音質音色の傾向を知るためには、ウォークマンタイプのCDプレーヤーにそのテスト用の電池をいれて聞き慣れたCDを聴くとわかりやすいです。006Pの9Vの電池はだめなのですが。
 また、アルカリ乾電池は毎年のように改良が加えられています。
 進歩の速いものだけに、このメーカーのこれがいい、とは言いにくいので、ご自分の手でお好みの音の出る電池を見つけてください。
 



電磁波ノイズの検出

  別のペ-ジで,ノイズを発生する機器が多くあると書きましたがどの機械から、多くあるいは少なく出ているのかを調べるのは容易です。
 トランジスタラジオを用意して、AMのモ-ドにして周波数を放送のないところに合わせます。中波でも短波でも結構です。FMモードはだめです。
 ラジオを、パソコンや、デジタルリバ-ブなどのエフェクタ-に近づけると、スピ-カ-から聞こえるノイズが大きくなることから、ノイズの発生が判ります。
 単体のラジオでなく、ラジカセでもかまいませんが、なるべく乾電池の電源で駆動してください。
 ACコードから伝わってくる電波やノイズを避けるためです。